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2006年11月19日
『ありがとう』を試写で見た
1995年1月17日の阪神・淡路大震災を乗り越え、再び笑顔を取りもどしていく人々の物語『ありがとう』の試写を見た。久しぶりで東映の試写室に行ったが、その手前の宣伝部には、もうほとんど知っているメンバーがいなかった。ちょっと寂しい気もしたが、私が映画のビジネスをやっていたのは、もう10年も前のこと、あたり前ではある。なにしろ岡田さんが社長になっているのだ。
実在の人物をテーマにしたこの映画、私の仲間も多くかかわっている。ランブルフィッシュにとっては、非常に大きなバジェットで冒険作とも言える。特撮監督も兼ねている仙頭Pのプロデュース作品だ。作品のことは、HPで見てもらうとして、
www.arigato-movie.jp
またもや「命」である。先日書いた『ヨコハマメリー』も「生きる」だった。この『ありがとう』の中で印象的な言葉がある。主人公「古市忠夫」の言葉だ。震災を生き残って、「わしら生かしてもうとんねん。誰かに生かさせてもうとんねん。生かさせてくれとお人に感謝せな」。未曾有の災害にぶちあたった人の言葉である。その後の彼の生き様に大きく影響を与えた感覚でもあろう。
「命」、「生きる」ということ、そして、この『ありがとう』では生かされているという感覚。その全ては人間だから感じることである。この『ありがとう』は、その人間であること、だから生きていること、そんなメッセージを発している秀作である。主題歌の『生きてりゃいいさ』の「河島英五」は、もう既にこの世にはいないが、『ありがとう』というシンプルな美しい日本語の中には、全てを超越した人の生が浮かび上がる。
11月25日公開。こういう映画が当たって欲しいなあ。
| ありがとう | |
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投稿者 吉田就彦 : 2006年11月19日 17:08
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